本人訴訟って特殊なことではないのだ
今回のような、引越し業者による被害は、民事訴訟で、損害賠償請求になる。
私は、弁護士などの代理人を立てず、自分で法廷に立つ「本人訴訟」をやるのだ。
どの本も、裁判とはなんぞやということが最初に書かれてある。
これ、肝心!
裁判なんてテレビや映画の中でしか見たことがないし、悪いことをした人が裁かれる所と言うイメージしかない。
自分で裁判を起こすなんて、とんでもない大ごとだと思っていたが、色々調べて行くと、その考えは吹き飛んだ。
憲法で「国民の裁判を受ける権利」が定められていて、民事訴訟の原則は本人訴訟。
日本では、第一審から最高裁まで自分でできるのだ。
本人訴訟は何か特殊なことではなく、当たり前のことであると言っても大げさではない。
そうは言っても素人が簡単にできるものではないので、やはり専門家に依頼・相談するのが良いとは思うが、経済的に厳しかったり弁護士に引き受けてもらえなかったりするようなこともある。
あきらめて悔しい思いを抱えたまま生活するくらいなら、私にように、自分でやってみたほうがいいかもしれない。
何よりも、そういう選択肢があるということを知らない人が多いのでもっと知って欲しいと思った。(だからこのブログをはじめた)
書籍もたくさん出ていて、色々なケーススタディが載っているが、私のような引越し関連のもの、もしくはそれに近いケースはどの本にもなかった。
やはり、よくあるトラブルに関するものが例として載ってるわけで、引越しトラブルでの裁判がいかに少ないかを物語っている。
近い例は載っていなかったが、一番参考になった本がこちら
よくわかる本人訴訟Q&A
この新銀座法律事務所は、本人訴訟支援をしている数少ない法律事務所だ。
サイト内には、必要書類の色々な書式がダウンロードできるようになっている。
古いサイトで読みづらい部分はあるが、たくさん更新をしている様子が伺える。
そこらのめっちゃキレイなサイトで「何でもご相談ください!」とか色々書いてあって、実際に行くと露骨に嫌な顔して「いくらもとれませんよ」「報酬のほうが高くつきますけど」とか言う感じの悪い弁護士事務所よりずっと信頼できそうな雰囲気のサイトだ。
そもそも、本人訴訟支援なんて面倒な割には儲けが少ないからどこもやらないのに、それをやってくれるなんで良心的な事務所に違いない!
私は今回、身内の助けがなかったら、この法律事務所に相談に行っていたと思う。
よろしければこちらもご覧ください。