【実録】引越しトラブル裁判

ブラック引越し業者を訴えた全記録を公開

強制執行の準備だ!!書類揃えるの結構大変・・・

2018年3月

強制執行

 

裁判で勝訴しても金はとれんぞ!!

裁判所は、被告に対して「支払え」とは言ってくれるが、それまでである。

被告が払おうが無視しようが、何かしてくれるわけではない。

すんなり支払わなければ、自力で回収するか、あきらめるかのどちらかだ。

 

弁護士に「判決が出たら、すぐに強制執行しなさいね」と言われていたので、少しづつ調べてはいた。

 

弁護士などの代理人を立てている場合は、代理人が、被告へ請求書を送るなどして、支払い請求をしてくれるそうだ。

 

私の場合は本人訴訟なので、自分で請求書送らなきゃだめかなーなんて思っていたら、送る必要はない!!そもそも、ずっと無視し続けて裁判も出てこないような相手なんで、速やかに強制執行手続きした方がいいとのことだった。もっともである。

 

強制執行の手続きって?

裁判をした裁判所で、何やら書類でも書いて、ちゃちゃっと手続きしたらできるもんだと思っていたらとんでもなかった。正直、かなりめんどくさかった。
事前に調べることや、わざわざ作らねばならない書類などがあった。

 

まずは、「債権差押命令申立書」というものを作らねばならない。
ネットや書籍で色々調べて自分で作ってみた。で、弁護士に確認してもらいOKだった。よっしゃ!

 

添付書類がいくつかあった。

 

1 執行力のある債務名義の正本 ※私の場合は「仮執行宣言付の判決書」 

→判決書をそのまま添付するのではなく、裁判所の裁判書記官へ執行文付与してもらわなければならないのだ。

依頼する際には、「執行文付与申請書」(←これも作らなきゃいけない)と収入印紙300円が必要。

 

2 上記送達証明書

→判決書をちゃんと送りましたよーという証明書。

1と同様に裁判所へ申請。申請書と収入印紙150円が必要

 

3資格証明書(商業登記簿謄本)

→商業登記事項証明書(代表者事項証明書で可)

相手が法人だったため、訴状と一緒に提出しなければならなかった。

また、銀行口座から差押をするため、被告の取引口座がある銀行の登記簿謄本も必要。法務局へ行って発行してもらった。

 

法務局が家から遠くて面倒だった。行ってきた後に、オンライン申請ができるのを知って愕然とした・・・

 

こういう手続きって、裁判所もそうだけど結構アナログなのが多いので、まさか法務局がそんなことしてるなんて思いもしなかった。

 

やるな法務局・・・・

 

全然関係ないが、今記事を書きながら法務局のHPをのぞいてみたら、イメージキャラクターがいた。

 

人権イメージキャラクター「人KENまもるくん」と「人KENあゆみちゃん」だ!

ちょっとレトロな雰囲気と前髪の人の字がかなりイカしている。

 

なんと、やなせたかし先生が生みの親ではないか!!

てことは、この子達はアンパンマンと兄弟なのか??すげー

 

画像を貼り付けたいところだが、著作権問題とかあるのでやめときます。

気になる方はこちらから見てね→ http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken84.html

 

ということで、なんとか書類は揃ったので次回は申し立てに行くの巻。